No.31 ■ スキンケア上級者は保湿成分の種類と働きにより使い分ける!-zas(smp)

 
  今や保湿スキンケアの要というのは常識となり、化粧品にも様々な保湿成分が配合されています。

乾燥対策として不足しがちな成分を補うものや、肌本来の持つ働きから保湿を導き出すものなどいろいろありますが、保湿成分の種類と働きは大きく分けると3つのタイプに分かれています。
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  ★ 保湿成分のタイプ別の働きと代表的な種類
  ■TYPE.1 『水分を抱え込んでキープする』

もともと肌本来の持っている水分を抱え込む働きがあることから、真皮に存在している保湿成分などを使用していることが多いようです。

しかし、それらの成分は真皮までは届かないので、肌表面の角質を保湿し抱え込んでキープする効果があります。

コラーゲン…  真皮では肌の弾力を保つ、保湿効果。
ヒアルロン酸保湿力が優れている。
エラスチン… 真皮ではコラーゲンを支える役割、保湿力が高い。
 
■ TYPE. 2 『水分を挟み込んで離さない』

スポンジのように 水分油分を含み、サンドイッチ状に はさんでしっかりと潤いをキープする成分
高い保湿力蒸発を防ぐ働きがあります。

セラミド…  水分を強力にはさみ込んでキープ、湿度が下がっても優れた保湿力で水分を逃さない。
スフィンゴ脂質…セラミドより保湿力は弱い。
レシチン… セラミドに似た大豆からの抽出成分。
ステアリン酸コレステロール…抗酸化作用、保湿力はセラミドより弱い。
 
■ TYPE.3 『水分をつかみ取る』

空気中からの 湿度水分として吸収して 肌を潤わせるなど、吸湿する性質のある成分。
乾燥して湿度が低くなる季節には吸湿した水分が失われやすく、保湿力が弱いです。

グリセリン… 多価アルコールの一種。空気中の水分などをつかみ取り、しっかりと保湿する優れた吸湿性の成分。
天然保湿因子(NMF)… 角質の細胞内に存在する水溶性の成分。尿素やアミノ酸など、およそ20種類の成分からつくられています。さっぱりとした使用感。
 
 
  ★ 保湿を目的とした化粧品の選択ポイント
  上記で述べたように保湿成分は、水分を取り込むという同じ働きでも、それぞれ特徴方法が異なることがわかります。

どのような成分が含まれていて、自分の肌の状態に合っているのかを確かめることが、より高い効果を実感できるポイントになるのではないかと思います。