No.45 ■ 男がオイリー肌になりやすいのはなぜ? -zas(smp)

 
  男性ホルモンには皮脂の分泌を活発にする働きがあるので、男性は女性と比べて皮脂の分泌が多くオイリー肌(脂性肌)になりやすいといわれています。

女性は20代を境に皮脂の分泌が減る傾向にあるのですが、男性は思春期になると皮脂の分泌が多くなり、その後、年齢を重ねていっても皮脂の分泌は60歳位まで大きく変化することなく維持していくそうです。
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  1.皮脂の落とし過ぎは逆効果!
  汗と皮脂によりできる皮脂膜が、肌をなめらかにして外部刺激から守り、もうひとつのバリア層である角質層は雑菌の繁殖を防ぎ、潤いを逃がさないようにする働きをしています。

また、フェイスシートを使用する時や洗顔の際にゴシゴシと強く擦り過ぎたり、洗浄力の強い洗顔料の使用は乾燥を招き、汚れと共に角質層を剥がすことになってしまうのです。

そして、乾燥から肌を守ろうとして必要以上に皮脂を分泌するためにベタついてしまいます。
しかも、男性の角質層は女性と比較すると角質細胞の面積が小さく保水力が低いため水分量は半分以下だそうです。

このように皮脂を落とし過ぎることでオイリー肌になってしまうのです。
 
 
  2.しっかりと保湿できていない!
  オイリー肌(脂性肌)の男性はベタつきを気にして洗顔後は何もつけない、化粧水のみという人がいますが、これも乾燥を招く原因となって皮脂の分泌を活発にしてしまいます。

また、あまりスキンケアに関心がない、よく分からないなどといった理由から必要以上に洗顔をしてしまったり、紫外線対策をしないで日焼けをしてしまうなどの乾燥や肌のダメージに繋がる行為も、やはり皮脂の分泌を活発にしてオイリー肌へのループ状態を起こす原因となってしまいます。
 
 
他にも過剰に油分の多い食品やアルコールを摂取する、喫煙、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因からの影響が考えられますが、上記に記したように男性はオイリー肌になりやすい体質の人が多いようなので、乾燥をしないようにしっかりと保湿をすることが大切です!