No.91 ■ 初夏の強い紫外線と乾燥に注意!脂性乾燥肌とは?-zas(smp)

 
  脂性乾燥肌 とは、肌の表面は皮脂でテカリがあり、肌の内側は水分量が少なく乾燥している肌タイプのことです。

肌の状態がテカリや毛穴の開きという特徴があるため、脂性肌や混合肌との区別がつきにくく、自身が脂性乾燥肌だと判断できない場合もあるようです。

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  ★ 脂性乾燥肌のチェック方法
 

脂性乾燥肌を判別する方法として、洗顔した後に15~20分位、スキンケア用品などを一切使用しない状態で肌を観察します。

■ テカリはあるのに肌のつっぱり感がある、または部位によりカサカサと乾燥が気になるところがあるなどという症状を感じた場合は…「脂性乾燥肌」

■ 毛穴の開きが鼻周辺にとどまらず頬の辺りまで広がっていて、脂性肌タイプのスキンケアを行っても改善がみられない場合…「脂性乾燥肌」

■ 特に乾燥していると感じることはなく皮脂が浮いてテカっている場合…「脂性肌」

   
   
  ★ なぜ脂性乾燥肌になるのか?
  紫外線による影響や、間違った過剰な洗顔などによる外部刺激によって、角質層が乾燥してダメージを受けることにより脂性乾燥肌を招いてしまいます。

本来は肌の一番外側にある角質層が、肌内部の水分の蒸発やホコリやウイルスなどの外部からの侵入を防いでバリアする働きをしています。

しかし、角質層がダメージ受けてしまうと、肌がバリア機能を補強しようとする働きをするために皮脂を活発に分泌したり、新しい細胞を生成して素早く角質層を修復しようとするのです。

また、正常な肌の場合、28日周期で肌の生まれ変わりを行うターンオーバーという機能が、急激なスピードで行われてしまうことで正常な角質層の生成が充分に出来ないという現象が起きてしまいます。

つまり、バリア機能の低下を修復できないため脂性乾燥肌を引き起こしてしまうのです。
   
   
  ★ 脂性乾燥肌になってしまったら…
  脂性乾燥肌を改善するために最も重要なことは、洗顔方法を見直すことです。

ゴシゴシと力を加えて擦り洗いするのではなく、よく泡立てた洗顔料の泡で汚れをからめ取るようなイメージでやさしく洗いましょう。

また、洗顔後はしっかりと保湿効果のあるスキンケアを行い、水分を保持することが大切です。


これからの季節は、たとえ曇りの日でも紫外線は容赦なく降り注ぐので、スキンケアの一環として紫外線対策を毎日の習慣にすることをおすすめします!