No.109 ■ 日焼けは火傷と同じ!アフターケアが肝心な訳!-zas(smp)

 
 
海やプールをはじめ、夏のレジャーやアウトドアは強い紫外線を浴びて日焼けが避けられません。

速やかにケアしておかないと大変なことになりかねません。
  スキンケア,メンズコスメのザス
 
 

★ サンバーンとサンタン
日焼けには、おもに2種類の症状があります。

紫外線を浴びて数時間後に、皮膚の赤み、水泡、発熱を伴う痛みなどの症状が起きるのが特徴のサンバーン(sunburn)と、3~8日後に皮膚が浅黒く変色した後に、剥がれるなどの症状が起きるのが特徴のサンタン(sun tanning)です。


★ やけどの一種である日焼け

紫外線を浴びて数時間後には日焼けの症状が始まり、12~24時間をピークに少しずつ反応が治まってきます。

その後、2日~数日後に皮膚の表面の皮が剥けて、通常は徐々に元の色に戻って治ります。

しかし、日焼けはやけどの一種1~3度の症状に分類され、赤みかゆみが1週間ほど続く症状の場合で1度のやけどといわれています。

そして、短時間に日光を浴びて日焼けし、発熱、吐き気、倦怠感、脱水症状などの症状が現れる2度のやけど以上の場合は、すぐに病院に受診する必要があります。
(また、1度でも症状によっては受診が必要な場合もあります。)


★ 目や頭皮も日焼けする!

紫外線による影響で角膜が炎症を起こすと角膜炎になることがあり、白内障などの眼病の原因となる場合もあるので、サングラスUVカット効果のある眼鏡などで予防することが大切です 。

頭皮が日焼けすると、炎症により毛母細胞がダメージを受けて抜け毛の原因になる恐れがあるので、髪用の日焼け止めなどで予防しましょう。


★ 日焼け後のアフターケア方法

日焼けして数時間後のサンバーンの症状は、流水で充分に冷やして、保湿ローションのあとにクリームやワセリンなどの油分を塗ってしっかり保湿しましょう。
さらに、保冷剤や冷やしたタオルなどでアイシングしましょう。

かゆみがある場合は、水分不足が原因なので、冷やした後にしっかりと保湿することで軽減します。

水ぶくれが出来てしまった場合は、早めに皮膚科に受診することをおすすめします。

間違っても水泡を潰したりしないようにしましょう。
細菌が入り、症状が悪化してしまうと跡が残る心配もあります。

皮がむけてくると、つい自分で剥がしたくなりますが、無理矢理剥いてしまうと肌にダメージを与え、シミなどの原因にもなります。

痛みがない場合はしっかりと保湿ケアをして自然に剥がれるのを待ちましょう。


日焼け後のアフターケアは、早めのアイシングと保湿ケアが大切です。
また、症状が重い場合は早めに見極めて病院に受診しましょう。
そして、日焼けがひどくならないように、日焼け止めなどを使用して対策することも忘れずに!