No120 ■ 薄毛を招く恐れのあるシャンプー。正しいシャンプーの使い方で頭皮の環境を変えよう!-zas(smp)

 
  シャンプーといっても、驚くほどの種類があり、自分に合ったシャンプーを見つけられないという人も意外と多いのではないかと思います。
しかし、髪や頭皮の環境を考えると、シャンプー剤の選択だけではなく、シャンプーの方法ヘアケア方法もとても大切なことなのです。
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★ シャンプーの本来の目的

ほとんどの人は 「シャンプー=髪を洗う」 というイメージを持っているのではないかと思いますが、本来、シャンプーをする上でいちばん重要な目的は、頭皮の汚れを落とすことなのです。

頭皮には、顔のTゾーンの3倍近くの皮脂腺が存在していると言われていて、皮脂の分泌が活発であるのに、髪に覆われているために汚れを落としにくい部位です。

顔の毛穴詰まりと同様に、汚れを取り除くように洗わなければ、毛穴詰まりなどのトラブルを引き起こす可能性があり、薄毛抜け毛を招いてしまう原因にもなります。

また、汚れを落とすために洗浄力の強いシャンプー剤などを使用したり、ゴシゴシと強く擦り洗いをすると、頭皮に刺激を与えて乾燥炎症を引き起こす可能性もあるので、適度なうるおいを残しつつ、汚れを取り除く事を意識したシャンプーの方法で洗うことがもっとも大切なのです。



★ 正しいシャンプー方法

① ブラッシングをする

シャンプーの前にブラッシングすることで、頭皮の汚れや角質を浮かせたり、髪についているホコリを取り除き、汚れを落としやすくしてシャンプー時の負担を軽減します。
また、頭皮の血行を促して新陳代謝を高める効果もあります。


② 予備洗いをする

38℃程度のぬるま湯で、頭皮と髪の汚れを浮かせることを意識して、軽く擦り洗いをしながら、水分がしっかりと浸透するまで流します。


③ シャンプー剤を塗布する

シャンプー剤を塗布するときは、適量のシャンプー剤を手に取り、毛髪ではなく頭皮に塗布しましょう。
その時に、4~5か所程度に分けて塗布してから泡立てた方が、全体に行き渡りやすく、良く泡立ち洗いやすくなります。
なるべく少なめの量でシャンプーするように心がけてください。


④ 撫で洗いする

頭皮の表面の汚れを、指の腹を使って、力を入れずに小刻みに動かし、やさしく撫で洗いしながら浮き上がらせます。


⑤揉み洗いする

頭皮に指を密着させて、地肌を掴んで揉みほぐしながら毛穴の汚れを洗い出します。
このときに、指や爪などで擦り洗いしてしまうと、頭皮にダメージを与えてしまうので、指の腹を使って洗うように注意しましょう。


⑥すすぎ洗いする

シャンプー剤や汚れを、取り残さないように十分に洗い流します。
地肌にシャンプーが残っているとフケやかゆみの原因にもなりますし、しいては抜け毛の原因にもなってしましますので要注意です。