No139 ■ 寒さと冷えは美肌の大敵、乾燥肌を引き起こす?!-zas(smp)

 
  冬の本番で厳しい寒さを肌で感じ、空気の乾燥が気になる季節がやってきました。

今や老若男女問わずに冬の定番となった、保温性機能の高いアンダーウェアはとても重宝するアイテムですが、それでも手足などの末端の冷え性に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

また、冷え性は、肌の乾燥を引き起こす原因のひとつでもあるのです。

体が冷えて体温が低下すると、肌細胞の活力が失われ、発汗しなくなり、肌表面の善玉菌が減少して乾燥を引き起こしてしまいます。
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  ★ 冷え性はターンオーバーの低下を招く!

体が冷えると血行が悪くなり、肌の新陳代謝であるターンオーバーの機能が低下してしまうのです。

肌の表面で、肌内部の水分が逃げてしまうのを防いでいる細胞間脂質は、ターンオーバーの働きにより生成されているため、ターンオーバーの機能が低下してしまうと、生成量が減少してしまいます。

つまり、肌内部の水分保持力が低下して、うるおいを閉じ込めておくことが出来ずに、肌の乾燥を引き起こしてしまうのです。


★ 汗には保湿する働きもある!

冬になると、発汗することが少なくなりますが、汗は肌の乾燥を防ぐ役割も担っているのです。

たとえば、汗に含まれている成分のひとつに、尿素がありますが、保湿効果の高いハンドクリームなどに配合されていることで良く知られています。

その他にも、カリウムなどのミネラルや尿酸をはじめとした、肌内部の水分保持に欠かすことのできない成分が汗には含まれています。

例えて言うなら、汗は天然の化粧水のようなものなのです。

また、冬に大汗をかく人は少数派だと思いますが、代謝が良く冷え症とは無縁な人の場合、微量ではありますが発汗しているので、汗に含まれている保湿成分を肌に再び吸収しているのです。



★ 肌に存在している善玉菌の働きとは?


肌表面には、細菌が存在していて、なかでも表皮ブドウ球菌という善玉菌は、皮脂を分解し、グリセリンという保湿成分を生成します。

この善玉菌の活力が失われてしまうと、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。

また、体が冷えて肌表面の温度が低下してしまうと、善玉菌が減少してしまうので、善玉菌の量を増やすためにも、体を冷やさないようにし、温めることが大切なのです。


★冬の乾燥に負けない肌作りのために、代謝機能アップと血行を促す、運動やマッサージなどを取り入れながら、保湿ケアをしっかり行おう!