No.183 ■ カラーリングやパーマによる髪や頭皮への影響とは?-zas(smp)

 
  動きや流れのあるスタイリングを簡単にする手段として、カラーリングパーマという方法がありますが、薬剤を使用することを考えると、髪や頭皮への影響を考慮したケアを行い、ダメージを軽減することが大切です。

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  ★ カラーリングとパーマに使用する薬剤について

髪の表面を保護しているキューティクルには、酸性になると閉じ、アルカリ性になると開くという特性があるといわれています。

カラーリングやパーマの際に使用する薬剤は、強いアルカリ性(pH9~9.5)のものを使用して、キューティクルを開き薬剤を浸透させています。

さらに、酸性(pH2.5~4.5)の薬剤を同時に使用して、髪本来のメラニン色素を脱色、酸化の働きを利用した発色ウエーブの固定、キューティクルを閉じるという作用をしています。

また、健全な髪頭皮はpH4.5~6の弱酸性といわれているので、カラーリングやパーマの際に大きな負担がかかっていることが分かると思います。



★ カラーリングやパーマによる髪や頭皮への影響とは?

カラーリングやパーマを繰り返し行うと、少しずつ髪や頭皮がアルカリ性に傾いてキューティクルが開いてしまい、髪の表面を保護できなくなりタンパク質などが流れ出てしまいます。

すると、水分保持力の低下、ツヤやコシが無くなる、パサついて傷んだ状態、髪が痩せて細くなる、枝毛、切れ毛、抜け毛、薄毛などの原因になる可能性もあります。

また、頭皮に刺激を感じるなどの症状があった場合は、炎症皮膚炎に繋がる可能性や、髪にも影響を及ぼす場合もあるようです。



★ カラーリングとパーマに使用する薬剤について

すでに頭皮や髪は刺激を受けているので、低刺激のアミノ酸系シャンプーやトリートメントなどを使用してやさしく洗おう。



髪や頭皮への影響、注意点を考慮し、ケアをしっかり行うことが大切です!