No.10_肌の28日周期とは何ぞや？
|
スキンケアを勉強していると、「28日周期」と言う言葉をよく耳にします。 これは、肌をつくる細胞が生まれ、次々に入れ替わって行く「ターンオーバー」の周期の事。 つまりは、約28日間かけて肌の細胞は新しくなっていくという事です。 肌表面にちょっと傷がついてしまっても,、いつの間にか綺麗に回復しているというのは、定期的に肌細胞が入れ替っているからです。 この代謝のおかげで常に新鮮な肌をキープすることが出来ているという訳です。 |
|
 |
|
| ★ ターンオーバーで肌が生まれ変わる | ||
| 表皮の一番下で生まれた肌の細胞は、約28日間かけて角層へと昇って行き表面にでてきます。 最終的には垢となって剥がれ落ちます。 この周期が常に肌をきれいに保っているわけです。 ところがこのターンオーバの周期は、加齢とともにだんだんと周期が長くなってきてしまいます。 どういうことかといいますと、傷の治りが遅くなったり、シミが治りづらくなってしまうのです。 子供のころはすぐに傷が治ったのに、年を取ると共に傷の治りが遅くなるというのは、この現象が原因なのです。 つまり、健康な肌を維持するには、このターンオーバーの周期を出来るだけ一定に保つことが大切なのです。 |
||
 |
||
| ★ 周期が遅くなると角層が厚くなる | ||
| ターンオーバーの周期が遅くなると、角層が厚くなってしまい、表面が乾燥してきます。 これは古い角質が剥がれ落ちなくなるためで、古い角層がそのまま残っておいる状態なので、次第に硬くなり乾燥しやすくなります。 さらに、紫外線から肌を守るメラニンという物質が生み出すメラノサイトも変質して残りますので、シミの原因となってしまいます。 つまり、新しい肌がつくられないのでツヤがなく、くすんだりガサガサしていたりみずみずしい状態ではなくなってしまうんですね。 スキンケアで回復しようとするなら、まずパックです。 パックで一時的に肌呼吸を止めて、肌に深呼吸をさせるわけです。 そうすることによって、血行の改善になり新陳代謝を助けるというロジックにするのです。 パックは一般的に週に1～2度行うのが理想ですが、これだけでは改善されません。 さらに生活環境を見直さないと、完全な肌の回復には至りません。 |
||
 |
||
| ★ ターンオーバーの周期は直せる！ | ||
| ターンオーバーの周期は身体のコンディションが大きく影響するといわれています。 この場合は、その原因を取り除くことで回復できる場合があります。 規則正しい生活や、食生活の改善、ストレスの軽減など、生活環境を改善するだけで、身体のコンディションはかなり違ってきます。 生活環境や食事、基本的なスキンケアなど、内側と外側からのケアを行うことが、周期の維持と遅れの予防になるのです。 薄く見える肌ですが、この様な複雑なメカニズムによって、肌の健康が維持されているのです。 すごいですね、人間の肌って。 スキンケアの重要性がますます理解できましたね。 |
||