No.234 ■ パソコンやスマホのブルーライトが肌の老化を招く?!-zas(smp)

 
  近年、パソコンやスマホからブルーライトが発せられているという認識については浸透しましたが、実際にブルーライトがどのような影響を及ぼす可能性があるのかということに関しては、よく分からないという人も多いのではないかと思います。
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  ★ ブルーライトとは?
   
  人の目で見える波長の電磁波の一種である可視光線という光で、紫外線に次ぐ強力なエネルギーを持つ波長の短い青い色の光ブルーライトというそうです。

角膜や水晶体で吸収されることなく網膜に到達してしまうエネルギーを持ち、目に疲れや痛みなどの直接的なダメージを与えるといわれています。

ブルーライトはパソコンやスマホ以外にもLEDディスプレイ照明などの生活必需品からも発せられているため、浴びる量や時間も増加しており、紫外線を防ぐことよりも難しいといわれているようです。
   
   
  ★ ブルーライトは肌にどのような影響を及ぼす?
   
  ・シミやシワの原因になる!
直進する性質を持っているブルーライトは、シミやシワの原因となる紫外線B波よりも肌の奥に到達して、紫外線B波で作られたシミよりも肌に残りやすい色素沈着やシワの原因となるといわれています。

・ブルーライトと肌の老化を促進させる活性酸素の関係
ブルーライトは、肌を酸化させて老化を促進させる活性酸素の生成の原因にもなるといわれています。
真皮より奥の深層部まで到達するというブルーライトの特性上、強力に細胞を破壊する活性酸素といわれる「一重項酸素」という、肌の弾力を保つ組織であるコラーゲンやエラスチンなどの肌組織を破壊してしまう活性酸素の生産を促す原因になるといわれています。


肌に良いと信じて行っているスキンケアも回数が多すぎる、強く擦り過ぎて摩擦を与えてしまうなどによって肌に負担をかけてしまい、乾燥を悪化させてしまう可能性があるようです。
   
   
  ★ブルーライトの影響による肌の老化を防ぐには?
   
 

1: ブルーライトをカットする眼鏡など使用する
今や、かなり一般的に周知されているブルーライトをカットするレンズを使用した眼鏡をはじめ、パソコンやスマホに貼る保護フィルムなどがあります。
また、パソコンに関してはディスプレイの青色光のみ輝度を下げるなどの設定変更をすることで軽減できるそうです。

2: 就寝1時間前にはパソコンやスマホの使用をやめる
体内時計を狂わせ、睡眠に悪影響を及ぼすといわれています。

3: 抗酸化作用効果の高い成分が配合されているスキンケア製品を使用する
ブルーライトが原因で発生する活性酸素を除去する効果のある成分といわれるビタミンC、E、コエンザイムQ10、などが配合されているスキンケア製品を使用する。

4: 抗酸化作用のある食品を積極的に摂取する
抗酸化作用のあるアスタキサンチンを多く含んでいる鮭など、ブルーライトを吸収する効果があるといわれるルテインを多く含んでいるブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃなど。
また、ビタミンA、C、E、を一緒に摂取すると高い抗酸化作用が期待できるそうです。