朝の洗顔で洗顔料は使うべきか?使わないべきか?

 
  朝のお出かけ前の忙しいさなかの洗顔は、なるべく早く済ませたいものです。

夜にしっかりと洗顔料を使用した洗顔をしてるし、朝は時間がないからと洗顔料を使わずに済ませてしまう方も多いかと思います。

しかし、水やぬるま湯だけでは落としきれない皮質があることをご存知でしょうか。

「変性皮脂」と呼ばれる皮質ですが、夜寝ている間に分泌される皮質が変化して悪さをすることがあるのです。
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  ★肌質は大きく分けて4つ
  何かで聞いたことがあると思いますが、人間は就寝中にコップ一杯以上の発汗をすると言われています。

もちろん顔だって発汗しますので、汗と一緒に皮脂も分泌されます。
この皮脂は肌表面を覆って肌を保護する役目があるのですが、時間の経過とともに常在菌の働きによって分解され「変性皮脂」となってしまう場合があるのです。

変性皮脂となった皮質は、本来の保護機能が低下するだけでなく、最悪はそれ自体が肌への刺激となりトラブルにつながるケースもあるので深刻です。
   
   
  ★ 面倒でも朝の洗顔には洗顔料を使用しよう!
  変性皮脂は通常の皮脂同様に脂(あぶら)が主成分ですので、当然水やぬるま湯だけでは落としきれません。

そのため、朝洗顔料を使用しない洗顔では、夜に分泌された皮脂をそのまま顔に残したまま外出することになりますので、変性皮脂に変化してしまう確率が非常に高くなります。

ですので、朝の洗顔時の洗顔料の使用はとても大切なのです。
時間がなくても、洗顔料を使ってしっかりと皮脂を落とすことを心がけよう。
   
   
  ★ とはいっても皮脂の落とし過ぎにもデメリットが…
  しかし、皮脂には肌表面を保護する役割もあるので、落とし過ぎは乾燥を招いてしまい逆効果になってしまうこともあります。

そんな場合は、Tゾーンなど皮脂が多く分泌されがちな部分のみ洗顔料を使用し、目の周りなど乾燥しやすい場所は水かぬるま湯で洗い流すと良いでしょう。

場所を分けて洗顔料を使用するのは面倒な気がしますが、洗顔料を使用したいところだけに塗って、その部分をなでるように洗顔、すすぎの時にその他の場所を洗顔すればよいと思います。

これならそれほどの手間は感じないと思います。
   
   
   朝の出かける前は時間に追われ、なかなか洗顔に時間をかけたくないところではありますが、見出し並みを整える一環ととらえれば時間を割くこともできるはず。 その後の肌トラブルを防止につながりますので、朝の洗顔をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。