No.118 ■ テカリ肌、脂性肌、オイリー肌・・・呼び方はいろいろだけど、その原因とケア方法について-zas(smp)

 
  肌タイプは大きく分けると、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌、などに分類することができます。

そのなかでも比較的、分かりやすい自覚症状で肌トラブルを引き起こしやすいと考えられているのが脂性肌タイプ(テカリ肌・オイリー肌)といわれています。

テカテカに光ってギトギトしているし、触ればヌルヌルしているし、本人だけでなく見た目にもいいものではありません。

脂性肌とは、ある要因により過剰に皮脂が分泌している状態の肌のことを現しているのですが、そのなかでも、厄介なのは、乾燥が原因となっている場合は脂性乾燥肌といわれます。

脂性肌で悩んでいる人の中には、実は乾燥が原因になっている場合もあるのです。
  スキンケア,メンズコスメのザス
 
  ★ 脂性肌の仕組み

皮脂を分泌する働きをしているのは、テストステロンといわれる男性ホルモンの一種や、アンドロゲンといわれるステロイドの一種です。
このホルモンは、皮脂腺を増やし、分泌を促す働きをしています。

しかし、生活習慣、ストレス、遺伝などにより過剰に分泌されると、皮脂の分泌も過剰になり脂性肌になるようです。

また、ホルモンが分泌されるピークは思春期と30代後半~40代にかけては脂性肌になりやすいようですが、遺伝的に皮脂腺が大きい、加齢による毛穴開きが原因で皮脂の分泌が多くなるなどの場合もあるようです。


★ 脂性肌の原因とは?

体質などもあるようですが、食生活、生活習慣によるホルモンバランスの乱れ間違ったスキンケア、などがあります。

食生活の点では、不飽和脂肪酸は融点が高く(なかなか溶けにくいこと)、毛穴詰まりの原因となる可能性があるので、不飽和脂肪酸を多く含んでいる、バター、牛脂、ラード、肉類、などは過剰摂取しないように注意しよう。

生活習慣の点では、皮脂を分泌する働きをしている男性ホルモンは、生活習慣を見直すことでホルモンバランスが正常に働き、皮脂の分泌もコントロールできるようになります。

また、睡眠不足、ストレス、不規則な生活なども改善しよう。

間違ったスキンケアは、過剰に分泌された皮脂を取り除き過ぎてしまうことで、乾燥を招き、さらに、それを補おうとして、また皮脂を過剰に分泌してしまうという悪循環を招いてしまうことが多いようです。

肌を守るためには、適度な皮脂は必要です。



★ 脂性肌のケア方法のポイント!

・洗顔はやさしく丁寧に!
・しっかり保湿する!
・皮脂を取り除き過ぎないように注意する!
(アブラ取り紙の多用には十分に注意してください)