空気が乾燥してくる前に保湿ケアを見直そう -zas(smp)

 
  いよいよ季節が変わり、この後は乾燥の季節がやってきます。

これまでのケアと違って乾燥に対するケアがとても大切になってきます。

正しい保湿ケアができているか、今回はその盲点の例を挙げてみますので、今一度見直してみよう!
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  ★ 実は化粧水だけでは保湿にならない
  化粧水だけで保湿ケアを完結している方は要注意です。

外部からの有害物質から守るために、肌にはバリア機能が働いているため、化粧水は肌の奥までは浸透しません。

表面上はしっとりしますが、すぐに蒸発してしまいますので、それほど保湿効果は期待できないのです。

使用した直後はしっとりしていますので潤ったような気がしてしまいますが、それは一時的なものです。
乾いた唇を思い出すとわかると思いますが、下で舐めるとその時は潤いますがすぐに乾いて元に戻ります。 これと同じ現象が起きているのです。

ですので、化粧水だけで保湿ケアを終わらせては効果が望めない場合が多いのです。
   
   
  ★ 含まれる成分で効能に差が出る乳液
  化粧水などでケアした後に「乳液でフタをすると良い」とよく聞きますが、これも成分によって効果が上下しします。

成分にセラミドなどの保湿成分が含まれていませんと、保湿効果の「フタ」効果はそれほど高くはありませんので、すぐに肌は乾燥してしまいます。
乳液の成分は約20%が油分ですが残りはほぼ水分です。

水分の方が多いので油分の隙間から水分は蒸発してしまうのです。
ここにセラミドが含まれていれば、水分を保持する働きで蒸発を防ぎます。

油分でフタをするように思い込みがちですが、セラミドなどの保湿成分によって蒸発を防いでいるのです。
   
   
  ★ テカった肌やニキビの多い人ほど保湿が大切
  自分の顔が脂っぽいとか、ニキビでお悩みの人に多い勘違いが、「あまりケア用品を塗らないでべたつきを抑える」と思いこむことです。

余計な油分を与えないことがテカリとニキビの防止となると考えていると思いますが、実は逆効果で、バリア機能の低下を招いてしまい、肌を保護しようと余計に油分を分泌してしまいます。

肌のテカリやニキビで悩む方こそ、適切な保湿ケアが必要なのです。
   
   
  ★ 保湿成分配合の洗顔料で満足してはいけない
  「しっとりタイプ」とか「保湿成分配合」と謳った洗顔料がありますが、「これを使用してれば安心」と思い込むのも危険です。

このような洗顔料には通常のものと違って油分が含まれています。
その油分が洗顔後に肌に残ることによってうるおいを感じさせますが、乳液のところで書いた通り油分の隙間から水分が蒸発して肌は乾燥していき、うるおいはあまり長続きしません。

ですから、保湿成分配合となっていても、洗顔後のケアは必要なのです。
   
   
   いかがでしたか。 心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

まとめますと、「保湿ケアに省略はない」ということだと思います。
毎日のことですから、なるべく手間は省きたいところですが、効果を考えるとしっかりとケアを行っていくことが大切なことがお分かりいただけると思います。

これから到来する乾燥の季節・・・ 素肌を守るためにしっかりと保湿ケアを行っていきましょう!