スキンケア講座
No.69 ■ 意外!春先の紫外線が恐怖!
心地よい春の穏やかな日差しが、実は紫外線が強いということを知っていますか? 乾燥した空気で肌が無防備になっているうえ、肌自体が水分不足の状態に陥っているから この時期の紫外線には十分な注意が必要なのです。 ご承知の通り、紫外線による最も怖い影響は、肌の老化を早めることです! 紫外線が強い季節を迎える前に対策方法を知っておきましょう。 肌は紫外線を浴びると、防御するためにメラニン色素をつくるのですが、その排泄が上手くいかなくなるとシミの原因になるのです。 また、紫外線は真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンを傷つけて肌のハリや弾力を奪って、それがシワやたるみの原因となります。 そのほかにも、美肌を保つために必要な栄養素のひとつであり、抗酸化作用を持つビタミンAを破壊して、くすみやキメの乱れを引き起こしてしまうのです。 |
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★ 紫外線から肌を守る「UVケア」対策
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■ 日焼け止めを正しく使う 朝、洗顔後のスキンケアなどの時に、できるだけ早く日焼け止めを塗ることが大切です。 なぜならUVカット機能がない窓ガラスやカーテンは紫外線を通してしまうので、たとえ室内でも油断大敵だからです。 少なくとも外に出る前には必ず日焼け止めを塗ることを習慣にしましょう! ■ 日焼け止めに表示されている「SPF」「PA」とは? 「SPF」… 強いエネルギーで肌を赤くヒリヒリとさせる紫外線B波をカットする効果を示す。 「PA」… 真皮にまで到達してダメージを与え老化を促進させる紫外線A波をカットする効果を示す。 この「SPF」「PA」の値が高い方が良いという訳ではなく、使用する状況に合わせて変えることが必要です! たとえば、海やプール、スキーなど、アウトドアで強い紫外線を浴びることが予想される場合は「SPF」「PA」の値が高いものを使用したほうが良いですが、日常で使用する場合は、「SPF」20~30位で充分効果はあります。 値が高ければ効果も高くなるのではなく、高濃度の紫外線吸収剤が含まれているので活性酸素を発生させて肌に負担をかける恐れがあるということを踏まえておく必要があります。 つまり、日焼け止めを正しく効果的に使うためには、使用する状況に応じて選択することが重要です。 ■ サングラスは目の日焼けを防ぐだけじゃない! 目は紫外線の量が多いと、その情報を脳へと伝えて、脳が全身に紫外線を防ぐためにメラニン色素をつくるように指令をします。 だから、サングラスをかけることは、目を保護するだけではなく脳への情報伝達を制御し、メラニンの生成を抑えてシミ、そばかすを防ぐことに繋がるのです。 |
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